日焼け止めがめんどくさい

今年の1月に無職になり、主婦的な身分であるのだが、化粧をする機会が激減した。

もともと顔に何かを塗ることが好きではない。

顔に何かを塗りつけた肌の感覚が好ましくないのだ。

 

働きに行く時は基本、化粧はしていた。

少なくとも、化粧水、乳液、化粧下地、ファンデーション、チーク、アイブロー、

口紅を塗っていた。

化粧をして素顔より整った自分も嫌いではないけど、40半ばを過ぎた頃から、

休みの日は化粧をしなくなった。

 

だから無職になり、おのずと化粧はしなくなった。

問題は紫外線の強い季節だ。

静岡は日照時間の長い県らしく、3月に入るとコートはいらなくなるくらい温かい。

真夏の日差しもなかなかのものだ。

だけど、ちょっと買い物に出るだけのために、日焼け止めを塗るのはめんどくさい。

日焼け止めを塗るとすると、素肌に塗るのはやはり抵抗があり、少なくとも

化粧水を塗ることになる。

また、日焼け止めを塗った肌感は、化粧をした時の肌感とは違う独特のものがある。

汗で流れ落ちては意味がないので、肌から取れにくいようになっているからだろう。

 

外出から帰って、日焼け止めを落とすのも、石鹸で洗うだけでは落ち切らないから

化粧落としを使って落とさなくてはならない。

 

塗ることがそもそも苦手なのに、塗ったままでいるわけにもいかず、

石鹸では落ち切ってくれない、このめんどくささ。

 

さあ、むき出しの素肌はこの後、どのようにダメージを受けていくのだろう。

それでもやっぱり、めんどくさいものはめんどくさいのである。

風呂場のカビ取りがめんどくさい

大和ハウスの賃貸アパートに入居して半年が経過した。

冬も春も梅雨どきも24時間換気を使ってきた。

なのに! どうして風呂場に黒カビが生えるの???

まあ、築15年だしさ、退去後のハウスクリーニングできれいにはしていても

最後にアルコールで全て拭き上げて、カビにとどめを刺すなんてことは

しないのだろう。

 

それを言うなら、おのれでルックお風呂の防カビくん煙剤をなぜやらぬ!

引っ越しをお願いした、アート引越センターさんがプレゼントしてくれてたのに!

 

24時間換気を過信した私がいけないのだ。

 

風呂場の黒カビは、主にお風呂の扉に発生している。

風呂の樹脂ガラス?の周りに張り付けてあるパッキンと扉の枠のすき間に

びっしりと。

風呂の外側から見ると、パッキンと樹脂ガラスの間が黒くなっている。

そもそもこのパッキンは必要なのか???

なぜにわざわざカビが好みやすく掃除のしずらい構造に仕立て上げるのだ???

 

あと、湯船のヘリの側面に溝があり、そこにも黒カビが生え始めていらっしゃる。

洗い場の鏡の下の台のふちとかにも。

 

シャワーのノズルの穴の周りにも、ちょこっとだけ黒カビがいらっしゃったことに

おののき、さすがにこれは歯ブラシでこすって落とした。

 

でも風呂の扉のパッキンや、湯船のふちの溝、台のふちなんかは、歯ブラシで

こすっても落ちません。

そりゃあ漂白のジェルとかでパックして落とせばいいんでしょうけど、

風呂の扉のパッキンはそんなんじゃあ全くもって取れませんよ。

気になるならパッキンを交換せよとでも?

ああ、考えただけでめんどくさい。

 

カビ取りをするには、天井をアルコールなんかで拭き上げて、

カビ菌を殺菌するのが鉄則だけど、もうそこからがめんどくさい。

拭き上げた後に、漂白剤に片栗粉をまぜまぜした自家製ジェルをこしらえて

カビで黒くなった部分にぬりぬりしなくてはならない。

そして塩素系漂白剤のあのツンとした不快なにおいと付き合わなくてはならない。

しばらく放置の後、シャワーで洗い流して終わりなんだけど、

今までそれをやってきれいさっぱり黒カビが消え去ったことがない。

 

ええ、お風呂を使うたびに50℃以上のお湯を壁や扉にかけ、

さらに冷たい水をかけた上で、水滴を全て拭き上げない私が悪いのです。

こまめに天井をアルコール消毒しない私が悪いのです。

 

そんなめんどくさいこと、やってられるかーーーーーー!

資産形成の仕組み作りがめんどくさい

わたしたち夫婦の大半の資産は普通預金だ。

わたしたちには子供はなく、ふたりとも既に50代へ突入している。

持ち家はなく、賃貸暮らしだ。

血眼になって、老後の資産形成に励まなくてはならないのに、

結婚して9年、普通預金普通預金のままだった。

アホとしか言いようがない。

私はリーマンショックの直前から確定拠出年金に加入していて、

アベノミクスの恩恵にあずかっていたのにもかかわらず、この体たらくである。

 

静岡へ移住し、モラトリアムを謳歌するための言い訳のひとつとして、

普通預金iDeCo投資信託へ振り替え、資産形成の枠組みを作るという目標を

掲げていた。

移住し半年。われわれの資産は、いまだに普通預金の中だ。

 

何もしなかったわけではない。

夫の企業型確定拠出年金を個人型に移管する手続きを行ったのであるが、

なぜか提出する書類の種類を間違っていたらしく、提出から2か月後に、

書類が不備で戻されてきた。

 

書類が戻ってきてからはや1か月。

ようやく正しい書類を再度取り寄せるべく重い腰を上げてネットで再依頼した。

そして、自身の楽天証券口座を開設すべく、ネットで申し込みをした。

 

やったった感満載な書き方であるが、これはほんの入り口の入り口でしかない。

9月中には初期設定を完遂しよう!と心に誓っている今であるが、

何の担保もない。

どこでめんどくさいの落とし穴にはまるのか、全く予測がつかない。

 

 

 

換気扇掃除がめんどくさい

今の賃貸アパートに住み始めて半年がたった。

うちには換気扇が3か所ある。台所、トイレ、お風呂だ。

 

台所はいつも、フィルたんパッと貼るだけレンジフードフィルターを貼り付けている。

油の吸収が多くなってきたら、交換お知らせサインが浮き出てくる。

今、貼り付けているフィルたんは、「とりかえてネ」ってくっきり浮き出てるから、

「取り換え時」を通り越えて、「危険」な状態らしい。

 

まあ、フィルター部分はさっとはがして貼り付ければいいから、

さほどめんどくさくはないのだけれど、その周りのレンジフードの部分なんかは

油汚れを拭き掃除しなければならず、それを考えるとフィルターの貼り換えの段階で

めんどくさくなる。

 

賃貸アパートだから、トイレやお風呂の換気扇は、基本的に取り外せないものが多く、

多分我が家のも取り外しできないものと思われる。調べてないけど。

 

特にトイレの換気扇って、トイレの隅の天井近くに取り付けられているので、

そもそも掃除がしずらい。

こまめにクイックルワイパーなんかでほこりを落としておけばよいのだけれど、

見て見ぬふりを続け、ふと見上げると、白いほこりの塊がこびりついているように

見える。

この段階でクイックルワイパーなんかを出動させるとなると、

クイックルワイパーで取れるのかも疑問だし、取れたとしても

たまりにたまったほこりがトイレ中を舞ってかえってトイレが汚れて、

掃除する箇所を生み出すことにつながってしまう。

 

お風呂はトイレの換気扇よりだいだい一回りくらい大きいものがついているけれど、

そもそもどうして君たちは取り外しができないのか、理解に苦しむ。

賃貸アパートであるため、コスト面で取り外し機能が除外されていくのだろうけど、

それなら掃除なんて不要な形態のものを作り出してほしいものだ。

 

なんて不平不満をしたためても、しょせん賃貸アパートなので

改善に向かうわけもなく、ただめんどくささが残るだけなのである。

白髪染めはめんどくさい

53歳女性既婚無職、グレイヘアです。

白髪染めを卒業してもうすぐ3年になります。

 

白髪染めに嫌気がさしてから5年くらいはたつと思う。

もともと30代半ばくらいから白髪が目立つようになったと思うのだけれど、

40半ばくらいには、美容院で白髪染めをしても1か月もたたないうちに

生え際に白髪が現れて、釈然としない気分になった。

 

その頃から、グレイヘアという言葉をちらほら見かけるようになり、

白髪染めをやめたらどうなんだろうと考えるようになった。

 

でも、通ってた美容院でやんわり話してみたけど、ポジティブな返答は得られず

いつも通り白髪染めをしてお茶を濁し、美容院に行くのがおっくうになり

髪をゴムで結んでごまかし、まとめてはいるけど白髪染めと地毛の入り混じった

ひどい頭をすることしばしばだった。

 

グレイヘアに好意的な美容院を家の近所に見つけて、意を決して予約をし相談した。

グレイヘアに移行すること前提で、1回目だけは過渡期の白髪染めをして、

次からは白髪染めはやめて、カットするだけになった。

 

髪が長いと白髪がさらに目立つので、白髪染めをやめてからはショートカットだ。

周りの人からすれば、もしかしたらグレイヘアにギョッとするかもしれないし、

みっともなく思われるかもしれないが、本人としてはすっきりさっぱりだ。

美容院での白髪染めは少なくとも5000円くらいはかかるのだけど、

ほんの1か月ほどの見栄えのためだけに払うのは、ずっと腑に落ちなかったし、

ましてや、自分で家で染めるなんて、めんどくさいことこの上ない。

 

そういえば私の母は50歳くらいまで美容院で染めていたが、

カラー液にかぶれるようになり、美容院では毛染めができなくなった。

アレルギー反応の出る薬剤の入っていない、マロンという市販の毛染め液があり、

それを使って家で染めるようになった。

マロンはばっちり染まるので、もう少し年がいってからは、白髪染めはやめて

美容院でヘアマニキュアをするようになっていた。

70代後半になってもヘアマニキュアを続けていたが、80過ぎた今はシルバーヘアだ。

 

 

床下収納庫がめんどくさい

我が家はダイワハウスの賃貸アパートだ。

1階に住んでいるので、台所に床下収納庫がある。

床下収納って、蓋を開けることがそもそもめんどくさい。

賃貸の床下収納庫だから、自動で開け閉めなんてできるはずもなく。

取っ手を引っ張って、蓋をずらさなくてはならない。

そして、中は結構な深さなのである。

床下収納庫の底にものを置こうものなら、高さのないものは手を伸ばして

引っ張り上げなくてはならない。

 

そしてそして、開け閉めすればするほど、床下収納庫のふち

(蓋受けと言えばいいのかな?)にゴミがたまるのよ。

掃除機で吸うだけでは細かいゴミは取り切れず、

ブラシなんかで掻き出さなくてはならない。

 

私は積極的に使う気がないから、夫のものをここに入れることにした。

今、中に入っているのは、ぬか漬けの大きいタッパーと、梅シロップ作成用の

大きなビンたち。

 

ぬか漬けも、夫が能動的に始めたことだったのに、

現在モラトリアム満喫中の私に自然と担当が押し付けられた。

まあ、夫は転職してから絶賛社畜中なので、さすがに引き受けざるを得ないのだけど。

 

床下収納庫ってさ、蓋を開けると庫内から風が流れてくるのよね。

そしてネットを見てると、床下収納は湿気が多いので、新聞紙を敷いたり

湿気対策をしなくちゃならないらしい。

 

毎日開け閉めしてたら慣れてきたけど、めんどくさいことには変わりないのだ。

求職活動がめんどくさい

夫の転職で静岡に引っ越すこととなり、2月いっぱいで仕事を退職した。

4月にハローワーク静岡に行き、失業認定を受けたのだが、

失業給付をもらうには4週間に2回、求職活動をせねばならない。

 

今まで6社を渡り歩いてきたが、すべて自分の意志で退職、転職を決めてきた。

今回は転居により勤務を継続できないことが退職の理由で、自分の意志によるもの

ではないのは初めてだ。

 

静岡に移住するにあたって、年内いっぱいは働かずにモラトリアムを満喫するつもり

だった。

でも、失業給付のために職安に通い、気持ちはあちこちに揺れ動いた。

アラフィフの子なし夫婦としては、老後のことを考えて、残りの十数年しっかり

働いて、なるべく老後資金を蓄えておきたいところ。

 

大学出てから一貫して、顧客サービスに従事してきた。

キャリアの前半は、近畿の2つの外資系ホテルで十数年働いた。

バブル崩壊直後の就職だったし、業界が業界だから、萬年年収300万プレイヤー。

それが嫌で、30半ばで関西を飛び出して首都圏へ。

紆余曲折を経て、キャリアの後半はクレジットカード会社で顧客サービスにあたった。

1社目は外資系で、コールセンターのSVだったので、年収600万。

でも外資系で生き延びていくのはなかなかハードで、2回目の結婚を機に退職。

半年くらいモラトリアムを過ごしたけど、いつまでも遊んでる訳にもいかず、

2社目に就職。

ここは消費者金融系の会社で、身分も嘱託社員。年収は200万台半ば。

でも、徒歩通勤できるのと、従業員食堂があることが決め手で就職した。

 

社会人としてのキャリアを歩み始める前に、自身のキャリアと収入について

深く考えたことがなく、自分のやりたいこと、やれることだけを考えて

人生を歩んできたから、仕事はそれなりに励んでいても、実入りが伴わないことが

多かった。

 

ホテルの仕事もクレジットカード会社の仕事もそれなりに好きだったけど、

私自身のスペックは高くはないので、いざ静岡で仕事を探してみても、

せいぜい時給1000~1500円くらい、月給は20万ほどで、自分の時間を切り売り

することになる。

 

そうすると、都会で暮らしてた時と同じで、平日の3分の1を会社に捧げ、

休日もぐったりして日々が過ぎていく。

 

地方都市で暮らすのが初めての夫は、2月から入社した地元企業で様々な洗礼を

受け続け、毎日がサバイバルゲームだ。

夫にだけつらい思いをさせるのは忍びなく、さっさと働きに出て

夫の負担を減らすべきだとも思うけど、二人で働きに出て二人で疲弊する毎日なら

静岡に移住した意味も半減する。

 

じゃあ、とにかく家庭生活を整えて、夫の収入だけで生計が成り立つように

やりくりすればいいのだけれど、特段家事労働が好きではない私は

様々なことがめんどくさく、ぼーっとしている間に時間は飛ぶように過ぎ去っていく。

 

ネットでポチッと求人応募したら、WEB面談することとなり、

慌ててAOKIにスーツを買いに走り、カメラのキタムラで証明写真を撮り、

常用派遣で内定は出たものの、通勤想定が車で片道1~1.5時間にドン引きし

内定辞退。

慌てて買った気に入ってもいないスーツにもんもんとする今日この頃。

 

失業給付のために、今日もポチッと求人応募した私であった。