日焼け止めがめんどくさい

今年の1月に無職になり、主婦的な身分であるのだが、化粧をする機会が激減した。

もともと顔に何かを塗ることが好きではない。

顔に何かを塗りつけた肌の感覚が好ましくないのだ。

 

働きに行く時は基本、化粧はしていた。

少なくとも、化粧水、乳液、化粧下地、ファンデーション、チーク、アイブロー、

口紅を塗っていた。

化粧をして素顔より整った自分も嫌いではないけど、40半ばを過ぎた頃から、

休みの日は化粧をしなくなった。

 

だから無職になり、おのずと化粧はしなくなった。

問題は紫外線の強い季節だ。

静岡は日照時間の長い県らしく、3月に入るとコートはいらなくなるくらい温かい。

真夏の日差しもなかなかのものだ。

だけど、ちょっと買い物に出るだけのために、日焼け止めを塗るのはめんどくさい。

日焼け止めを塗るとすると、素肌に塗るのはやはり抵抗があり、少なくとも

化粧水を塗ることになる。

また、日焼け止めを塗った肌感は、化粧をした時の肌感とは違う独特のものがある。

汗で流れ落ちては意味がないので、肌から取れにくいようになっているからだろう。

 

外出から帰って、日焼け止めを落とすのも、石鹸で洗うだけでは落ち切らないから

化粧落としを使って落とさなくてはならない。

 

塗ることがそもそも苦手なのに、塗ったままでいるわけにもいかず、

石鹸では落ち切ってくれない、このめんどくささ。

 

さあ、むき出しの素肌はこの後、どのようにダメージを受けていくのだろう。

それでもやっぱり、めんどくさいものはめんどくさいのである。