資産形成の仕組み作りがめんどくさい

わたしたち夫婦の大半の資産は普通預金だ。

わたしたちには子供はなく、ふたりとも既に50代へ突入している。

持ち家はなく、賃貸暮らしだ。

血眼になって、老後の資産形成に励まなくてはならないのに、

結婚して9年、普通預金普通預金のままだった。

アホとしか言いようがない。

私はリーマンショックの直前から確定拠出年金に加入していて、

アベノミクスの恩恵にあずかっていたのにもかかわらず、この体たらくである。

 

静岡へ移住し、モラトリアムを謳歌するための言い訳のひとつとして、

普通預金iDeCo投資信託へ振り替え、資産形成の枠組みを作るという目標を

掲げていた。

移住し半年。われわれの資産は、いまだに普通預金の中だ。

 

何もしなかったわけではない。

夫の企業型確定拠出年金を個人型に移管する手続きを行ったのであるが、

なぜか提出する書類の種類を間違っていたらしく、提出から2か月後に、

書類が不備で戻されてきた。

 

書類が戻ってきてからはや1か月。

ようやく正しい書類を再度取り寄せるべく重い腰を上げてネットで再依頼した。

そして、自身の楽天証券口座を開設すべく、ネットで申し込みをした。

 

やったった感満載な書き方であるが、これはほんの入り口の入り口でしかない。

9月中には初期設定を完遂しよう!と心に誓っている今であるが、

何の担保もない。

どこでめんどくさいの落とし穴にはまるのか、全く予測がつかない。