水切りかごを洗うのがめんどくさい
台所の作業台に鎮座する水切りかご。
前に住んでいた横浜のアパートは、アメリカかカナダの輸入建材でできた
アパートだったので、天井が高く、台所が妙に広かった。
作業台のスペースも十分にあったので、それに合わせて買った水切りかごも
それなりに大きいサイズなのだ。
今のアパートはダイワハウスのアパートで、台所は賃貸住宅の標準的なもので、
作業台もとってもコンパクト。
しょうがなくそこに大きな水切りかごを置いたのだが、作業台の3分の1を
占めてしまう。
KEYUCAの水切りかごで、そこそこのお値段がするので、どうにか今の家でも
使い続けているのだが、引っ越した当初は夫から大クレームの連発だった。
静岡に引っ越してからは、私がモラトリアムを謳歌し、なんちゃって主婦と
なっているので、夫が台所に立つこと機会は激減した。
そして、夫は水切りかごに対するクレームをいつしか述べなくなった。
この水切りかごもちょいちょい汚れはするので、本来であれば
こまめに洗うべきところなのだが、いかんせん大きいので、
小さなシンクではとても洗いづらい。
また、常に洗ったものを水切りかごに置きっぱなしにしているので、
水切りかごが空っぽになっている時間がとても少ない。
そりゃあね、ご飯食べてすぐ洗い物して、すぐに洗い物を拭き上げて、
そして空になった水切りかごを洗えばいいのですよ。
私が水切りかごで洗った食器たちを自然乾燥させているのがいけないのです。
ええ、いちいちなんでもすぐにやるのがめんどくさいのですよ。
だから、水切りかごを洗いやすいように、常に空にしておくなんてめんどくさいし、
水切りかごそのものを洗うことだってめんどくさい。
そして今度は、水切りかごを洗えというプレッシャーを、
毎日夫からかけられている私なのであった。